十三夜月とは
お久しぶりの月。陽が落ちてから月を探しに出ると思いがけず高い位置で十三夜の月が光っていた。梅雨入りからずっと雨が降ったり止んだり、朝晩は寒さに震えた。午后の散歩は遠くでゴロゴロ雷が鳴る中をあてもなく歩く。駅前では区長選に出馬する新人女性候補の応援演説に黒山の人だかり。お湿り程度の通り雨の後はピカーッと空が晴れ渡る。晴雨兼用の折り畳み傘が大活躍。小一時間で4,080歩。なんにもする気が起こらずコンビニへ。家人の夜食用に銀鱈の西京漬焼を買う。サラダは最近若い女性に人気だというキャロットラペと生の小蕪。わたしの晩酌は小かぶの浅漬けと山葵漬け。南の空の月をしばらく眺めてから毛布にくるまる。