初体験とは
午前八時、家人と散歩にでる。しびれる寒さ、けやき並木の日向を選んでゆっくりと駅を越え、ファミレスでモーニングを食べた。生ハムのシーザーサラダをちまちま食べ、トーストをひと齧り。ドリンクバーがもの珍しく、ローズヒップを山盛りポットに入れてたっぷり2杯も飲む。男性の一人客ばかり、寡黙に時を過ごしている。しかし暑い。サウナほどの熱風に根負けして商店街へ。100円ショップと靴下屋など回って家に着いたら正午。三時間余り歩いた。母に送るズボンの裾にゴムを入れ、名札を縫い付け、友人の還暦祝いのブレスレットを真っ赤なサンタの靴下に入れてラッピング。夜、ビールを求めてさまよう。飛び込んだ店が大失敗、またしても駅まで。尻に危険信号。