こわれるとは


あれほどの酒も午前三時に醒めた。わたしの肝臓すげえ。とんちんかんなこと云ってる場合じゃないよ、不経済極まりない。夕方の五時になるといそいそ身仕度をはじめて、いつも通り岩手の酒を飲んでいる。死ぬ気で飲んでるつもりもないが、なにかが欠けていくのは確か。