10周年とは
何事も10年続けるのは難しい。駅前のおいしい焼鳥屋さんが開店10周年記念パーティーを開いた。小さな店に20人程が集まり、焼鳥の代わりにずらりと並んだ酒を酌み交わす。体育会系が多いせいだろう、カウンターには凄まじい揚げ物の山。差し入れの高級な日本酒3本は独り占めだ。観察して気付くのは、話好きと酒好きの二つのタイプに分かれるということ。もちろん後者のわたしは話好きな人たちを避け、同じタイプの人としか話さない。酩酊してきたら席を譲って外のテーブルに移動。ふしぎに酒好きが集まってくる。酔いながら醒めた目で店内の酔っ払いを眺めた。イベントに参加するのはひどく体力を消耗する。そろそろ隠退かな。