怪奇とは


明け方の雨で一息つく。湿度は倍増だが30℃を下回ると思いがけず涼しい。久しぶりに梅干し入りの昆布茶を飲む。おでこに汗が噴き出すので扇子で扇いでいると老人になった気がした。水出しの緑茶でクールダウン。昼下がりに校正原稿が届く。上司から入稿原稿を入れてしまったので送り返してくれと電話あり。急いで包み直して宅配センターへ持っていき、新規分に手を入れて本日終了。意識朦朧、さすがに冷房つける。日が落ちる頃に駅まで。途中、廃屋の門柱の上にはまた新しい眠り猫がちいさく丸まっていた。白黒一族に代々受け継がれていく、この不思議な掟はなんだろう。横溝正史のミステリーを思った。