夏の名残とは


ずいぶん久しぶりの青空、澄んだ陽射しがきらきらふりそそぐ。洗濯日和。そろそろしつこくなってきたけど、あいつ昼の12時45分に来た。二階から降りてくると毛づくろいに励む姿。カリカリを大きめの皿にしたら一粒もこぼさなかった。えらい。満足するといそいそ探検に出かけて行った。わたしは朝と昼に風邪薬を大人用量の半分飲んだ。そろそろ衣更えもしなくちゃだけど未練がましく20年前衣裳にした木綿の白いジャンバースカートにアイロンをかけて夕方いつもの店へ。さんまの塩焼きとセロリ漬と日本酒。ばたんきゅ〜で寝て深夜に目が醒める。卓上ランプを灯してぼんやりしてたら暗闇にあいつの目が光ってた。0時50分、深夜のお食事。