懐古とは


TVドラマは好きになれなかった。実家を出てからの極貧生活で14型白黒中古テレビで見たのは古い映画だけ。記憶に残るドラマは山田太一原作がほとんどだ。最近TBSチャンネルで「高原へいらっしゃい」1976年が始まって、物語よりも当時の風景、俳優たちの顔や衣装、経済状況がひどく懐かしい。ぜひ「緑の夢をみませんか?」をやってほしい。赤いシリーズも続いていて、今は「赤い絆」1977年を放送中。これは見てなかったけれど、出生の秘密だとか忌まわしい過去だとかドロドロした物語よりも脇役の夏純子がとても綺麗で、左幸子の演技が怖すぎて、それだけを楽しみに見てしまう。今日のあいつは日の出と共に現れた。