痛手とは


塞ぎ込んでいる場合ではなさそうです。あれよあれよと今年もおしまいに近づいています。何もしていなかったわけでもなく、仕事も少しはしたし、日々の生活は不自由ながらなんとかこなしています。年内に静岡へは行けそうもなくなってきました。あいつは毎朝来ていますが、縄張り争いでやられたのか、両腿にいくつもハゲができています。相当痛い目に遭ったのか、もう家の中へは入ってきません。不憫でなりませんが、人間不信は一生直らないでしょう。朝と深夜に訪ねてきては怯えた目でご飯をねだります。12月とは思えない暖かさが唯一の救いなのです。とにかく生きてくれと願うだけです。