ヒュッゲとは


ミミコの朝は早い。今朝は6時にあさごはん。こちらは野菜たっぷり鍋いっぱい雑炊の人、春きゃべつとハムのホットサンドの人。録画した旅番組が興味深かった。デンマークの人は「ほっとくつろげる心地よい自分の時間」(ヒュッゲ)を作るために明かりを工夫している。子どもの描いた絵葉書で周りを囲ったペンダントライトや蝋燭など様々な照明を組み合わせてリラックスできる空間を作っていた。極寒の地だからこそ、温かい光を大事にしてきたのだろう。大昔、芝居の仕込みやバラシでもらってきた照明用のゼラチン屑を裸電球や窓ガラスに貼っていた。四畳半の部屋はいじらしく美しかった。今は骨董品のガラスの電灯傘の下で暮らしている。