本の匂いとは


今日は一大イベントがある。古本の出張買取だ。二階の片付けを念入りにする。窮屈なところで査定してもらうのは忍びない。でっかいゴミ袋をいくつも物置や家の横に運ぶ。苦しい。バタンと倒れこんでしまいたい。来た!三時半に車で古本屋さん到着。エアコン入れて涼しくしてある。わたしは一階であたまくらくら。四時半、積み出し!状態は良くないけど、いい本ばかりだと云われた。よかった。相方の本と全部で一万八千円也。すごい、と思う。さよなら。ありがとう。じゃんじゃん家の中が広くなっていく。いや、まだまだ。少し、ゆっくり考えたいな。夕方、いつもの店。後ろに座った子どもが背中をぶつけてくる。怒らないけど、やさしくなれない。