老骨とは


わたしはアブナイヒトなんだろうか。確かに、普通に話せない、普通に歩けない、落ち込むとだんまりが烈しい。斯様な有り様で、時折ふっと相方の視線を感じる。それは病人を見る健常者の目つきに間違いなく、さらに黙り込むしかなくなるのだった。さて、一階はもうやることがなくなった。後は箱に詰めるだけ。二階の本と服を明日やろう。秒読みには程遠い。ゆっくりでいい。栄養補給にらっきょうと梅干し、酢入りの水。忘れず冷凍庫にある実家の隣りの奥さんが作ってくれたブルーベリージャムを食べること。いつもの店でやっとマスターに報告できた。ふぅっ。ほっとした。漂白剤で手がぼろぼろ。疲れると弱い部分に痛手がくるから気をつけなくちゃ。