嵐の予感とは


昼の気温が21.8℃もあった東京。生暖かい南風はうれしくもなんともなくて、どうにも嘘っぽい空の色は不吉な予感をはらんでいる。風が強くなりはじめた頃、重い腰を上げていつもの店。義理チョコを渡してもう10年になるのかな。外の不穏な空気を反映して沈みがちな店内。無理に明るい顔をする必要もないが、くだらない話に相づちを打つ必然もないので早々に退散。頭が空回りしていている錯覚。