優雅とは
手描きで窯出し市の看板があった。家のすぐ近く。昼すぎに行ってみた。矢印に促されて路地を入っていくと木立の中に引き込まれた。タイルで作られたプレートに焼き物教室の文字?おそるおそる門をくぐるとやさしい色味の陶器が並んでいた。その間に愛嬌のある猫の置物が数点、ひょこんと座っている。手を消毒し眺めていたらその家の息子さんが客を連れてきた。陶芸は両親のもので器は父、猫は母の作品らしい。藍色の小さな猫が箸置きに使えるなと手に持っていると母親登場。値段を訊くと100円でと云う。おまけに手作りのスマートボールをやらされた。残念な結果で景品はなし。なんとも上品な家族で肩が凝ったけど猫の箸置きは丁度いい。