集中とは
ATPファイナルズに夢中。昨日はティームがナダルとの接戦で二度のタイブレークを勝ち取り準決勝進出を決めた。試合後のインタビューでコロナ禍の状況に及び「僕たちの仕事は少しでもみなさんの気持ちが軽くなるような試合をすることです」というようなことを云っていた。選手たちの受け答えにはマニュアルがあって、ほぼ似たような台詞になるが、彼は自分の言葉を持っているように感じた。会場に来て他の選手の試合をいちばん観ているのも彼だ。自分の試合が終わったら静養するのが普通。やはり27歳という若さと探究心の現れだと思う。連日夜11時からと朝5時からの2試合。長いと二時間半に及ぶ激戦を集中して観るのだからこちらも必死だ。