富士の麓とは
朝8時には準備完了。8時半に阿佐ヶ谷駅出発。正午に実家到着。隣の奥さんと再会を喜び合い、午后2時前に訪問客が続々とやってきた。父や母の知り合いに好きな物を持って行くよう呼びかけたそうで、碁盤、本、油絵、食器などあらゆる物が消えている。ゴミになるより使ってもらえたらうれしい。そして三島の美術館の学芸員の方が100号の絵を取りに来た。なにか他にいりませんか?と訊くと、絵の具が欲しいとおっしゃる。真面目だ。嵐のように人々が去った後、欲しかった毛布などを梱包してタクシーを呼んだら断られる。田舎はタクシーすら使えない。隣町の酒屋が休みなのでホテル近くの蕎麦屋でビールと富士錦。夜9時、羽毛布団で爆睡。