無謀とは
今年を振り返る。よくぞ生還した。夏を迎える前に、この世の終わりを体験して、生きている意味を見失い、死に場所を求めて家を飛び出した。けれどひとりで歩くこともできない。相方に支えられてビジネスホテルに駆け込み三連泊。ひたすら眠る。ホテルは全館禁煙だったので、夜はすぐ先の居酒屋、朝は駅ビルの喫茶店でモーニング、そして喫煙。校正の仕事もしたが、なかなか捗らずに上司にお詫びをして原稿を送り返すことに。不動産屋でワンルームを探していたら、相方がネットで一軒家を見つけ、今日中にOKすれば契約できると云う無謀なチャレンジに賭けて「生きる」を選んだ。あれから4ヶ月。さよなら2020年。バイバイミミコ。