痛手とは
ゲリラ豪雨という言葉は好きになれない。けれど昨今の驟雨はあまりに無慈悲でその痛手も甚だしく、却って俄雨と云うと甘ったるすぎる感もある。スコールのような清々しさもない。洗濯物や布団を干しても、ちょいと外出する際には必ず取り込んでおかないと大変な目に遭う。おおよそ来る直前には冷たい風が吹くとか黒い雲が近づくとか、兆しがあるから何とは無しに予測がついたが、今朝は嫌な予感がしてからアッと言う間に辺りが真っ暗になり、突如バケツをひっくり返したような雨が打ちつけた。その間、僅か数分。植木を仕舞う30秒だけでずぶ濡れ。今日は財布を忘れて買い物したり、昨日は熱中症になりかけた。こちらも気をつけねばかなり危うい。