行水とは


久しぶりの十三夜月。夜10時頃、あんまり暑くて玄関先に水を撒こうとドアを開けたら月が見えて驚く。お向かいさんの二階の窓に白い月が映っていた。水撒きそっちのけで二階に上がり窓を開けるとぷっくり膨らんだ月が煌々と南の空に浮かんでいる。ここが見通しの良いマンションのベランダなら、パイプ椅子でも広げて缶ビール片手に本を読みたいところだ。そのくらい明るい夜だった。考えたら水は夕方にたっぷり撒いたからもういいや。行水したらえらく快適じゃ。冷房を入れると足が冷えてしまうからできるだけかけずにいられる工夫をする。節制に励んでいるが、煙草とビールの消費量がすごいことに。ストレス溜めるよりはよっぽどマシだが。