秘薬とは
間違えていなければ17日ぶり。相方に連れられていつもの店。一人だと20分かかる道のりを15分でタッタカ歩く。午后5時、金星食は終わっていたが細い三日月と金星の大接近を見た。店に着いたらマスターと店員Mちゃん、常連Oさんから随分気の早い誕生日プレゼントを頂く。かわいい恐竜の包装紙を開けるとちいさな手のひら事典「薬草」天地小口に金が塗られたフランス風の装丁。忘れ去られた植物による民間治療を復古調のイラストと共に紹介している。毎日眺めて秘薬を作りたい。なぜか荒俣宏編著「フローラの神殿」の花の版画を彷彿とさせた。これは絶版になっていて高値がつくらしい。大昔、古本屋にタダ同然で売って惜しいことをした。