空っぽとは


母の納骨が来年の1月下旬に決まった。いろいろあれこれ面倒な手続きを兄に任せっきりで申し訳ない。しかしもう実家もないのだし、わたしが行ったところで何ができるかと云えば首を傾げざるを得ない。今後は頻繁に行くこともないだろうから、1月はビジネスホテルに泊まってゆっくりしてこよう。このところ神経症がひどく、感情の浮き沈みがはげしい。一日の大半は虚無で、家の人とも顔を合わせることはない。やり取りはテーブルにメモを書いておく。家から一歩も出ないこともしばしば。ビールを買いに行ったついでに細々と買い物をしてなんとかやりくりしている。一日4,000歩の目標もスマホを携帯しなけりゃ意味がない。