緑の市場とは
理由はわかっている。先日の「夜廻り猫」で遠藤さんが木につかまって泣くと辛さを吸い取ってくれるという話をしたから。朝、近所の神社へ行ってみるとすごい人だかり。鳥居の前には土や肥料が並べられ、先へ進むと籠に花やら野菜をどっさり入れた人々の大行列、野菜と植木の即売会だった。ひとり静かに巨樹と対峙したかったのに、よりによってこんな日を選ぶとはつくづく運が悪い。花やハーブ、野菜の苗は一つ100円と安価だったが対面式会計の手が回らず小さな子どもが手伝う姿に嬌声を上げる客が怖ろしくいやらしく思えてそそくさ逃げ帰ってきた。夕方、家人と駅前へ。ナガラミ貝の弾力が強くて中身が取り出せない!クヤシイ、キー!