送迎とは
ぎっくり腰で延期となっていた先月の銭湯ツアーを決行。友人宅の近所の銭湯は交通の便がわるく、どの駅からも徒歩20分はくだらない。地図で確認し、コミュニティーバスと徒歩で行こうと思っていたら彼女が車で迎えにきてくれた。細く曲がりくねった迷路を進んで行くとド派手な造りの建物があり、わたしの知っている銭湯とはまるで違うのに驚かされる。小さな健康ランドだな。ぬるい炭酸泉の露天風呂にゆっくり浸かりジェットバスで肩と腰を揉みほぐしてすっかりフヌケになったところで漁師料理の店。アワビと鮪の刺身に牡蛎焼き、宮城のおいしい酒、柔和な笑顔の店主、お洒落な帽子をかぶった上品な客、なにもかもできすぎだ。帰りはてくてく歩くかと覚悟して店を出ると見慣れた車が止まっている。運転席にはお父様。こんな父娘見たことない。