頑張り屋さんとは
今年の1月以来だった。正午すぎに珍しく電話が鳴った。着信音はメールも電話もグイドの鳴き声なのだけれども、普段はメールの短い鳴き声ばかりなので今日もそれかと思ったら、電話の長い鳴き声に急いでスマホを取ると1月に連絡があったまま途絶えたきりの友人。気になっていたが、こんな時節に「元気?」なんてメールは無粋だ。元気がないから、或いは不幸があったから、忙しくて連絡もできないのだ。案の定、身内の不幸が6つも続いたそう。来週にでも会おうかと一旦電話を切る。すると3時すぎ、これから会えない?とのこと。駅前で待ち合わせて居酒屋へ。憔悴した彼女は涙まじりに話し続けた。少しは気が晴れてくれたら幸い。お疲れさま。