保温とは


湯たんぽの効き目はやはりすごい。20代で四畳半に住んでいた頃に酔っぱらって湯たんぽを使い、くるぶしの上に低温火傷をした。軟膏を塗って治ったと思ってたら激痛で歩けなくなり、途方に暮れて実家に帰って地元の外科へ行くと、このまま放置したら切断だと云われ麻酔なしで切開手術。骨まで肉をえぐり出されて気を失う。以来、湯たんぽは封印した。何年か前にウェットスーツ素材「やわらか湯たんぽ」の存在を知り飛びついてしまった。肩に乗せて首に巻くタイプというのが珍しく、冷え切った体の芯までじんわりと温まり低温火傷の心配もない。最近はこれを抱き、手を温めて寝ている。お蔭で指先の痛みも軽減してきた。