瞬間とは

朝焼けに染まる富士山。薄葡萄から淡紅藤に移りゆく一瞬の夢のような空は日の出前のわずかな間。儚く消えゆく永遠の瞬間を見るためだけに生きている。昨日25分迷って辿り着いた馬橋図書室で借りた「シロかクロか、どちらにしてもトラ柄ではない たのしい暮しの断片」金井美恵子/文をぱらぱら。姉久美子さんの絵(コラージュ含む)がたのしい。鮮やかな色彩の中に立つ皮肉屋の赤毛のアン、しなやかで柔らかな肌触りを甘受していると途端にチクリとお尻を細い針で刺される、そんな仕合わせを感じる。昨日は義父の一周忌を欠席。家人のワイシャツを漂白するついでに風呂場とトイレのカーテンも。黄ばみが消えると気持ち良い。久々にミシンも踏んだ。

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