「信じるところに現実はある」太宰治の言葉を何度も何度も繰り返す。太宰の『津軽』を読み返したのはアラン・ブースの『津軽-失われゆく風景を探して-』に触発されて。原文は「信じるところに現実はあるのであって、現実は決して人を信じさせる事が出来ない」P43より。高校一年の時はすらすら読んだのに、今は一文一文が身に沁みて中々ページを進められない。太宰は1944年、ブースは1988年、そしてわたしは1978年3月に津軽を旅した。上野発17時の急行津軽は13時間で青森に到着。弘前から金木、斜陽館に泊まり、十三湖から10時間歩き小泊でタケさんに会い、竜飛岬までヒッチハイク。詳しくは「伝説の少女」に書いたが、忘れられない記憶が戻った。
現実とは


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