染まるとは
葉桜の緑が五月の色。花よりも葉桜の馥郁とした様子がうつくしい。佐藤正午の新作『月の満ち欠け』が四月の終わりに出版された。本屋で確認して、じっと我慢。この仕事がすべて終わったら買う。図書館だと80人の予約で待ちきれない。今回の作業は今日で終了。明日の朝、集荷に来てもらう算段をして散歩に出る。午后四時、安酒場の真骨頂をみた。眼光するどい50代の男性三人がそれぞれ150円で山盛りのアラ煮をつまみに焼酎を飲んでいる。会計はみな千円ちょっと。一人はアラ煮おかわりしてた。いやはや。かく云うわたしもベトナム人の店員にしらたきをサービスされる。くどいようだけど、これ朝ごはんだからねと云ってマグロぶつ。やばい、気をつけよう。