告白とは


わたしは無音が好きだ。テレビのステレオ放送は耳が痛いし、だらだらラジオを流すのも疲れる。鳥の声かNHK.FM朝のクラシックだけでいい。うっかりすると民謡になる。今日はフランソワーズ・アルディ「Que tu m’enterres(私を埋めて)」二十代の頃の暗く切ない気持ち。集中すれば、がらんとした家は窓のない四畳半一間になり、ゴールデン街の店にもなる。但し、ご近所さんの井戸端会議が始まったら、こちらは終了。老いを認めたくない症候群の後期高齢者が2歳児と一緒に半狂乱になってお遊戯するのは、見苦しい。他人を「あそこのお婆さんが…」とは図々しい。この方々は自分の健康にしか興味がない。教訓「人の振り見て我が振り直せ」