冬支度とは


寒すぎる。昼と夜の温度差についていけない。ついこの前まで保冷剤を巻いていたのに、冬のボア付きズボンと婆シャツを引っ張り出して着込んでもまだ震えている。こたつを出すには早すぎるから電気毛布にくるまってなんとかしのぐ。陽のあたる二階は汗ばむほどだけれど、もうわたしの居場所はない。猫たちと過ごした記憶がよみがえって居たたまれなくなる。なんにしても衣替えを早めなくては。今朝、玄関先で水を撒いていたらタンポポよりも大きな綿毛が舞ってきて別世界のようだった。野薊だろうか。最近あちこちで木槿が咲き誇っているけど品種改良されたのか大輪で優美とは言い難い。台所で石を踏むのがこのところの健康法。