手をかけるとは
午前中に所用で杉並区役所へでかけた。手続きを終えてすっきりしない気持ちを落ち着けようと館内にある高齢者の手作りショップをのぞいてみる。手編みの帽子やマフラーに巾着袋など、古ぼけたデザインとミスマッチな配色に魅力は感じられない。値札をみるとなかなか大層な金額だ。隣りで障害を持った子供たちがパンを売っていたので二つ袋に入れてもらう。焼きたてではなかったのが惜しいけれど素朴な味がした。今年初めて里芋の煮っころがしと筑前煮をつくる。紫玉葱や泥付き葱に気を取られて大根を買い忘れた。手が痛くて水仕事がつらい。