あまりに近すぎてうっかりしてた。家から5分とかからぬ場所にある由緒正しき神社の桜は満開を迎えていた。雨上がりの境内は華やいだ装いの人々で溢れ、碧空に染井吉野がよく映えている。今日の午に能楽殿で観桜会が催され、巫女の舞が奉奏されたらしい。スマホをかざすのに夢中な若者たち、紋付袴姿で赤児を抱いた父親の自信に満ちた眼差しが憎たらしい。売店のどら焼きを頬張る老夫婦、400円と云う値段にゲッと思ったら番茶付きでホッとした。母に毎年お守りを買って行ったのが随分昔の事のように思える。大鳥居の脇にある枝垂れ桜を見上げるには眩しすぎた。帽子を目深にし、俯いて駅に戻り一杯ひっかけて帰る。3,059歩。
観桜会とは


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