雪の音を聴いて目が醒めた。雪なし県の静岡生まれだけど若かりし頃に少しだけ北海道で暮らし雪国の大変さと愉しさ(今だから云えるのだけれど)を知ったので断言できる。雪は地上の全ての音を包み込む。だから無音。世界から音が消える。それが雪の音。「深々と降り積もる」が一般的なのだけど、わたしは「森々と」と書きたい。深い雪に囲まれて身動きが取れなくなった時の怖さはたった一人で森の中に迷い込んだ気持ちによく似ている。光を求めてもその先にあるのは死でしかなく、次第に恍惚感に満たされていくのだ。東京の一昨日と昨日の積雪は4cmと記録されたが、実際にはその倍はあった。寒すぎて雪だるま作りは諦める。三尺丈の力作雪だるま見たよ。
森の中とは


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