やわらぐとは
春の日差しを感じる。ずっこけながらもよく歩いた。通帳記入や細々とした買い物を済ませて小一時間の散歩。ひと休みする間もなくばたばた水仕事をしていたら手の感触がなくなった。シャワーカーテンを付け替えていたら家の人と駅で待ち合わせの時間が迫る。少しだけ薄着になって出かけた。足に力が入らず、指先は痺れている。ぐーぱーしながら腕を振って大股で歩く。おいしい焼鳥屋さんで日本酒。店は暑いくらいで身体がほぐれていく。やっぱり肉より葱やピーマンの方が好きだな。隣りでいい焼き色のそら豆が湯気を立てていた。もうそんな時期かとぼんやり。今日はらーめんやさんがお休み、ほっとした。