心を読むとは


半分、引きこもり生活はつづく。要するに、他人との接触を極端に避けたいということ。傲慢で下品で無味乾燥な人なんて、それほど多くいるわけじゃない。ただひたすら貪欲で周囲が目に入らない鈍感な人間は驚くほど沢山いる。そういうヒトたちと関わり合いにならないために外出する時は身体中の神経を研ぎ澄まし、絶えず観察を怠らない。こんな調子だから少しでも遠出をすると一週間は寝込みたくなるほど疲れる。在宅で仕事ができるのは20年来の付き合いになる上司との信頼関係で成り立っている。今日はとことん作業に集中できた。目が見えなくなったらおしまい。そうそう、あいつは今朝9時20分にやってきました。素っ気ないもんです。