偏食とは


子どもの頃好きだった食べ物は、里芋の煮っ転がし、豆の煮物。今考えると多分この二つ。とにかく肉はダメ、魚はマグロとイカとタコとズワイカニだけ、牛乳飲めず、緑黄色野菜は全滅という偏食っぷりでよくぞここまで育ったと思う。小学校の給食はほとんど食べられず小3では毎日居残り、中学では男子に分配したのでパン半切れとおかず一口のみ、高校の弁当は自作でイギリスパンにマーガリンとグラニュー糖ふりかけ、若しくはのり弁(二段)にゆで卵だけ。運動部女子の弁当に毎日マルシンハンバーグが入っていて眉をしかめた(ハムもキライ)。初めて母と東京駅の地下街で牛丼屋の前を通った時、得体の知れない臭さに倒れそうになった。可笑しい。