氷の天使とは


夕方、いつもの店へ。入り口の横に発泡スチロールの箱があり、貼り紙がしてある。小さな文字で「クリオネがいます」と書かれていた。ドキドキしながら蓋を開けると、氷で埋め尽くされた箱の真ん中にガラス瓶が差し込まれている。家人がそぉっと摘み上げると、赤い斑点のある小さな天使が一匹が水の中で舞っていました。体長はわずか1mmほど。あの愛らしい顔は見えなかったけれど、確かにクリオネだとわかるのは羽?をひらひらさせているから。値段はなんと300円。調べてみると、クリオネの寿命は2年くらい。その間は捕食しなくても生きられるらしい。ただ海水はこまめに交換しなくてはならないので神経を使うところ。がんばれ流氷の天使。