闘士とは
朝の体調が決め手になる。毎日、低気圧で重苦しい。ゴミ捨てに出るだけでも目眩とのたたかい。ギャラリーTOMにも行けてない。それから東京近代美術館ではじまった大竹伸朗展。これ、そそられる。「カスバの男 モロッコ旅日記」を読んだのは10年以上前か、世の中にはまだまだスゲエ人がいるものだなと思い、そしてまたその得体の知れない才能に近寄りがたいものを感じた。もはやこれまでの日常など戻るはずもないことは明白だ。ますます混迷を極めていく。今やることは自分の目で見て、考えること。何事にも惑わされずに。以前ロシアのテニス選手メドジェーベフが自分はファイターだと云ったのがひどく心に響いたのを思い出した。