商店街とは
あいつは夜中にやってくる。朝、カリカリがなくなっているから、こっそり来て食べていくらしい。まあいいか。この暑さでぬか床を冷蔵庫に入れているんだけど入れ物が小さすぎるのでひとまわり大きなタッパーを買いに行く。ついでに野菜ジュースと胡瓜。街に出ると安い物がたくさんある。リュックに入る分だけ、欲張らない。気をつけていても人がぶつかってくる。周りが見えてないらしい。キョロキョロしないで注意深く歩く。久々に駅前の焼き鳥屋さん。カウンターには友人の顔。彼女に似合いそうな深い緑の石が付いたヘアゴムをプレゼントできた。どうも疲れている、カップ酒2本でさようなら。いろいろなこと、がんばりすぎないように。