無業者とは


今日は何もしない日です。ずいぶん前に向かいの奥さんから「毎日なにやってんの?」と云われた。猫と遊んで暮らしてると思われていたらしい。それでも一向にかまわないから笑ってやり過ごした。家で編集の仕事、校正やトリミングをしていますと答えたところで通じる相手じゃない。それにたまたま請け負った仕事、食べていけるほどの量じゃない。それでも日々は忙しく過ぎていく。もうほんとうになんにもしないと決めて朝からビール飲んだ。なんか文句ありますかという気分。これはうっかり気づかなかったけれど、わたしは心を閉ざしている。外面は取り繕っているだけだ。ますます激しくなっていく。自覚があるだけまだましか。