木枯らし1号とは
義父の葬儀。享年91歳。突然の訃報を納得させるには、苦しまず眠るように逝ったということでしかない。10人兄妹で育ったせいか家族の集まりを大事にし、盆と正月は千葉の家でささやかな宴が開かれた。今年五月に曽孫も含めた10人程で誕生会をしたばかり。「いつ死ぬか分からんからちょくちょく顔を見に来るように」と云った笑顔が胸に残る。告別式と初七日法要、火葬から納骨まで凡そ5時間半の式典。帰りの電車で麒麟の夕焼け雲を眺めながら家に戻ると空っぽの身体に気付く。朝から何も食べず精進落としの会席でビールを飲んだきり。急いで喪服を着替えて居酒屋へ。空腹すぎて不機嫌。お疲れさま。今日の歩数計は8,008歩。