半分の月とは
「ひ」を変換すると「非」がでてくる。だらしのない自分を見透かされているようでたまらない。とことん落ち込んだら復活する、その繰り返し。まだもう少し。コンビニでビールを買ったらレジのおばちゃんにジロリと睨まれた。何が悪い。ビールごときで人を見下すかな。白菜を煮て、大根を干して、細々と生活しているだけなのに。彼女の気持ちはこうだ。「私が人に頭を下げてあくせくバイトしているのに、昼間っから大っぴらにビールを飲むとはどういう女だ。働け!」まあこういう具合。卑屈になったらおしまい。堂々としよう。