繁盛とは
仕事は順調、とも言い難い。なにしろ素人、自分の手際の悪さが悔しい。意識が朦朧として、ひょっとしたら倒れてしまうんじゃないかと不安になる。あれこれ試行錯誤しながら朝10時開始。始めると夢中になり休憩も取らずに続け、昨日の倍はできた。でも無茶はよそう。家の中が埃っぽいので雑巾掛け。もはや廃人のよう、足に力が入らない。暗なってから家人と散歩。古びた商店街をのらりくらりと駅まで。魚のおいしい店は2店舗ぶち抜きで広くなり、比例して客もてんこ盛り。予約しないと入れないらしい。なんとかカウンターに通された。それにしても暴力的な忙しさに苦笑い。嬌声が反響して頭がずきずきするし、店員の無駄なアクションがうるさすぎる。選択を誤った。もう行かない。