難民とは
ミミコとすれ違いの一日。それでも4回はカリカリを食べてる。気がつかなかったのか、気づかれるのが嫌だったのか。生きていればいい。最高気温19℃、夕方六時をすぎて外に出ると北風が冷たい。歩きながら中華屋か新しいBarか迷う。辛うじて客が一人いる中華屋にした。サービスのメンマで一杯やっていると綿入り袢纏を着た若者が入ってきた。ちぐはぐさ加減が笑いを誘う。続いて常連さん。数分後、酔っ払い3+妻1が押し掛けて和やかな昭和の空気は一転する。酎ハイとウーロン茶と餃子4人前でどんちゃん騒ぎ。関わりあうのはゴメンとばかり席を立つと、妻が気の毒そうに餃子一人前を包んでくれた。僻地の恐ろしさ。徘徊老人。自虐を込めて。