脇役とは
夕べの教訓。パーティーは着飾るのではなく、如何に身の程をわきまえるかが大事。衣装選びに苦労した。白いレースのワンピースをふわりの気分だったけれど、木綿のごわごわした裏地が暑い。ふと20年前に結婚パーティーのために買った薄茶のワンピースを引っ張り出して着てみた。当時は「はりきってオシャレしてます」みたいに気恥ずかしかったが、今になってみればやんわりとおとなしい印象だ。黒で統一された店内に薄茶の透けるジョーゼットは地味に裸電球の明かりに映えた。友人が白のニットだったから被らなくて正解。あくまでも主役は黒いTシャツが制服の店主なのだ。