アバウトタイムとは
記憶の旅。そんなことをずっと考えていた。先日、途中からだったが見た映画「アバウト・タイム」2014年がきっかけだ。父親から一族の男にはタイムトラベルの能力があると告げられた21歳の主人公が理想の人生を追い求める恋愛物語。監督は「ブリジット・ジョーンズの日記」の脚本家でロマンチックコメディを得意とするリチャード・カーティス。自分の過去にしか行けない主人公は家族や友人の人生をより良いものにしようと奮闘し、死んだ父とも忘れがたい記憶の中で一緒に過ごすが、やがて彼は二度と過去に戻ることをせず一度きりの人生を楽しめるようになる。大切なのは今を生きること。そして幸福とは守るべき人がいるということ。