色合わせとは
花曇りの東京。三時起き。花見に何を着ていこうか迷う。予想最高気温が11℃、そりゃ寒い。それより洋服選びは空の色との対比。重苦しい灰色の空の下で染井吉野のさくら色は映えない。すべてがぼやけてしまう。くすみのないことが前提。ピンク色のコールテンのズボンが確定。あとは簡単。白い長袖Tシャツと白のカーディガン、白のダウンコート。首に紫色のショールを巻く。靴下はピンクのラメ入り。靴は黒のボアスニーカー。川沿いにある緑地公園は約400本の桜が満開で賑わう。約20名の酒宴。ごろんと横たわる幸せそうな人々の顔を眺めつつひたすら日本酒を飲んだ。食べ残したごちそうをお土産にもらいバスを乗り継いで日暮れ前に帰宅。