存在とは


なんだか疲れました。日が暮れてからふらふらと夜の街へ出かけます。ぷっくりふくらんだ半月を見上げながら小一時間の散歩。同居人が惑チン接種をしたので少しでも距離を置こうとしたのです。けれど危機感の違いがありすぎて、家に帰ると一緒に晩酌をしようとするのであからさまに不快な顔で酒はやめたほうがいいし、移るのはいやだと云ったら機嫌を損ねてしまいました。厄介です。真剣にビジネスホテルを予約しようと思ったけれど、万が一副作用が出て具合が悪くなった時に一人だったら大変なことになるから家にいることにしたのです。そんな気持ちも知らず、平気でお酒を飲んでる人がよくわかりません。しばらく一人にしてほしい。