重陽の節供。今ではその存在すら知られていない程忘れ去られてしまった感がある。それもそのはず、菊の節句とも呼ばれ酒に菊の花を浮かべて飲み交わしたり、冬物に衣替えをしたりと旧暦の10月下旬に行われていたのが新暦の9月9日では菊の花も咲いていない。つまり明治以降は季節感がすっかり失せてしまったということらしい。しかし長寿や一家の繁栄を祈るということは、奇数である陽数の「9」が重なると災いが起きやすく不吉だからという意味合いもあるはず。まあそれぞれ節供の発祥や変遷に思いを馳せるとキリがない。そんなわけで今朝は扇風機(今はルーバーと云うのか)を分解掃除した。汗がたらたら流れてきてたまらずエアコンつける。
節供とは

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