花まつりとは


今日は花まつりでした。参拝したことはないが(大昔一度だけあったかな?)なぜか好きな行事なのは高校時代に安岡章太郎の『花祭』を読んだからだろう。しかしこの行事に関してお釈迦さまの誕生を祝うということだけしか知らなかった。花で飾られた小さな「花御堂」が作られ、中に安置された誕生仏に甘茶をかけるのはお釈迦さまが生まれた時に9頭の龍が現れ香湯を吐き、それを産湯にしたという伝説から。参拝者に振る舞われる甘茶はヤマアジサイの変種の葉を発酵させた甘味のあるお茶。子どもがお稚児さんに扮して行列するのは花祭りに因んだイベントだそう。確か4歳か5歳くらいの時にやったなあ。ちっとも可愛くなくて嫌だった思い出。