緑の夢とは
つい、がんばっちゃう。まって、まだ、ゆっくり。早朝からてんこ盛りのごみを出して、昨日のパンの残りたべて、新居の見学に行く。駅まで歩いて、入りくねった静かな道を行くと、二階建てのぼろ屋。大谷石の塀、くすんだピンクの壁。まだ改修が手つかず。きれいにしてね。一階が狭い代わり、二階のひと部屋はわたしの四畳半。窓は北向きで薄いジョーゼットをかけたみたい。緑の道を帰り、古着屋で梅鼠色の麻ワンピース買う。朝からずうっと働いて、5時の鐘が鳴る。いつもの店。なやましいメニュー。鹿児島産かつお刺し、ホヤポン酢、赤魚の粕漬け焼。食べられる物をちょっとずつ。